巻き爪症例
こんにちは。
春日部市たろう保健整骨院スタッフの吉田です。
梅雨に入りジメジメムシムシ、いやな季節ですね。
でも綺麗なアジサイが見られるこの時期も貴重なものです。
何とか憂鬱な梅雨時期も乗り越えていきましょう!
ホチキス型の巻き爪
春日部市在住 H様 60代女性の症例です。
内側の爪の状態を見てもらうとよく分かりますが、
カクっと内側に巻き込む「ホチキス型」の巻き爪です。
爪が当たっている周辺皮膚の状態を見ると、
特に炎症が起きていたり化膿している状態も見受けられませんので
特段今の状態では痛みが出てはいないようです。
「痛みはないが、数年前に比べると段々巻いてきている」と感じたため、
今回巻き爪補正を行い「巻爪の予防をしたい」との事で補正を決心されたようです。
「巻き爪は進行性のものです」
H様がおっしゃるように「数年前に比べて段々巻いてきている」
これは、多くの方に当てはまることだと思います。
何気なく足元を見たときに「前より爪が巻いている」と気が付くことが多いようです。
巻き爪は放置していても治るものではありません。
「加齢による水分不足(皮膚の乾燥:爪は皮膚の一部です)」
「靴による圧迫」
「間違った爪切り」
などにより、進行が早まることも考えられます。
爪の巻きが強くなると皮膚に爪が食い込み、周辺皮膚が炎症を起こしてしまいます。
炎症が強くなると化膿したり出血したりし、補正具がつけられない状態にまで進行してしまう可能性があります。
H様のように痛みが出る前に補正を始められることが理想です。
そのほうが「補正期間」「補正料金」も抑えられますし、何より痛みなく過ごすことができます。
【補正1回目after画像】
爪の角度が変わったのがよく分かります。
爪が食い込んでいた部分の皮膚の凹みもわかるようになりました。
【H様のご感想として】
補正具をつけた後も、ついているのが全く分からないほど自然です。
歩いてみても違和感がありません。
これなら無理なく補正を続けていけると安心されていました。
H様の場合、爪の乾燥が見受けられますので、補正具を付けた後もご自身で乾燥のケアをすることが重要になります。また、爪が伸びるのが早いようなので、伸びてきたら爪用ヤスリで整えていき適度な爪の長さをキープすることも重要になります。長すぎる爪は爪が割れてしまったり二枚爪になる原因になります。適度な長さをキープすることは健康な爪でいるために非常に重要なこととなります。