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杖を正しく使用しましょう

2015.08.25 | Category: 新着情報,日記,未分類

こんにちは。

春日部市大枝(せんげん台徒歩5分、武里駅徒歩12分)にあります、

たろう保健整骨院のスタッフの吉田です。

 

本日は「杖」のお話です。

杖をついたお年寄り

杖は代表的な歩行補助具のひとつです。

広く普及していますが、しばしば誤った使い方をしている方を見受けます。

今回は一般的な「T字杖」について、その基本的な使い方などを解説します。

 

杖の握り方

まず杖は「悪いほうの足と反対の手」で持ちます。

悪い足の方の方の手で持ってしまうと、杖としての役割を果たすことが出来ず、

痛みや転倒を招く要因ともなってしまいますので注意してください。

次に、人差し指と中指の間で杖の支柱の根元を挟み込むようにして握ります。

母指球(親指の根元)で体重を受けるようにします。

または、人差し指を杖本体に沿うように置き、

残りの指で握るようにしても良いです。

 

杖の長さの決め方

まず、立った状態で「気をつけ」の姿勢をとります。

次に、悪いほうのつま先から前方へ15センチ、

更にその位置から外側へ15センチの位置につえ先を置きます。

この位置につえをつき、肘が30°曲がる高さが正しい杖の長さです。

これはあくまで目安ですので、ある程度は使いやすい長さに調整しても構いません。

しかし、杖が短すぎると体勢が前かがみになり、

腰痛や肩こりの原因となります。

対して、杖が長すぎると腕が上がった状態になり、

腕の疲れや肩こりの原因となります。

また、杖先の接地が安定せずに滑ってまったりすることがあります。

 

杖を使った歩き方

①一般的で早く歩くことが出来る歩き方

杖と一緒に悪いほうの足を前に出します

続いて良い方の足を前に出します

※これを繰り返し歩いていくようにします

 

②怪我をした直後や痛みの強い時、ふらつきが目立つような場合の歩き方

杖を前に出します

悪い方の足を前に出します

良い方の足を前に出します

※これを繰り返し歩いていくようにします

 

階段の昇り降り

昇る時:杖を1段上に上げる→良い方の足→悪い方の足

降りる時:杖を1段下に下ろす→悪い方の足→良い方の足

※杖の使い方に慣れてくれば、杖を1段上に上げると同時に良い方の足、

杖を1段下に下ろすのと同時に悪い方の足を下ろすようにしても良いです。

 

杖を安全に使用するためには・・・

適時杖先のゴムを交換するようにしましょう。

杖先ゴムは、滑り止め、接地時の衝撃緩和、杖先の摩耗防止の目的で使用されます。

(良い杖先ゴムの条件)

①摩耗が少ないこと

②滑り止め効果が大きいこと

③弾力性があること

※以上の条件をひとつでも満たしていないようであれば、

杖先ゴムの交換が必要となります。

 

杖の使用に関しては「見た目が悪い」などの理由から敬遠される方がいらっしゃいます。

杖を使用することは、転倒予防をはじめとして多くの利点があります。

最近ではおしゃれな杖も多くあります。

杖について正しく理解していただき、是非快適な生活を送っていただきたいと思います。

 

~彩のけんこう2015年7月号より~